どうも、カビゴンです。
ネタ記事最終回です。「読んだこと無いよ!」って方は上にある「ネタ記事」のカテゴリーをクリック(タップ)すると前の記事があります。それでは、どうぞ!
5.リビエールラインの橋の上で
カビゴンは、様々な障壁を乗り越え、遂に洞窟を出ることが出来ました!!そこにあったのは・・・
道。
ひたすら真っ直ぐな、長い長い道。山らしき山は無く、というかどう見ても人の手が入ってる。閑散としてはいるが、近くに木の実があるかというと無い気がする。そんな場所でした。
カビゴンは困りました。この辺りは人が少なそうなのですが、肝心の木の実が無い。そしてこの先にあるのかわからない。
しかし、体を酷使して非常に疲れていたカビゴンは、ひとまず休めそうな場所を求めて道を直進しました。すると・・・
・・・ん?あれは・・・?
ひょっとして・・・橋か?
橋だ!確かに橋だ!!
カビゴンは、小川に架かっている橋を発見したのです。木の橋で寝るのが大好きなカビゴン、すかさずその上に寝転がりました。
ああ・・・気持ちいい・・・やっぱりこの質感が好きだわ・・・もぅ一生橋で眠る事は無ぃと思・・・zzz・・・
「トントン(おーい、おきろー!大丈夫かー?)」
何かに触られた気がして目が覚めました。
左を見てみると、そこには少し年老いた男の人の姿が。しかも両手一杯に木の実を抱えています。
ああ・・・ここにも人がいるんだ。きっと自分が橋を塞いでいて邪魔だから起こしたんだろな~・・・ いったん起きるか~
そう思っていると、その人は抱えている木の実を地面に置き、ジェスチャーしながら何か言っています。
「木の実を指差し、食べるジェスチャー(腹減ってるだろ?この木の実を食べな!)」
カビゴンは喜びました!この人は多分、この木の実を食べていいと言っている様に感じたからです。
カビゴンはすぐさま起き上がり、地面に置かれた木の実をガツガツ食べました。人が一度に持てる木の実の数は少なく、一瞬の内に無くなりましたが、腹が減って減って仕方がなかったので非常に喜しかったです。
その後、カビゴンは起き上がって他の木の実を探そうとしましたが、その人がまた何かジェスチャーしながら言っています。
「手招きして、来た道を戻っていく(これだけじゃあ足らんやろ?こっちに来てみぃ!)」
ついて来い、という意味でしょうか?カビゴンは、訳もわからずその人について行きました・・・
ついて行った先で、カビゴンは衝撃的な光景を目撃しました!
そこにあったのは、見渡す限りの木の実、木の実、木の実!!こんな数の木の実、今までに見たことがありませんでした!
その人は笑った後、喋りながらジェスチャーで何か伝えようとしています。
「両手を木の実畑に向かって回した後、食べるジェスチャー(儂はこの木の実畑を経営しとるんじゃ!ここにある木の実、何時でも好きなだけ食っていいぞ!)」
まさか・・・ここにある木の実を・・・?
そう思っていると、その人は近くにあったオボンの実を笑顔で自分に手渡してくれました。そう、ここにある木の実を食べてもいいのです!
カビゴンは嬉しさのあまり何度も跳び跳ねました!その人が驚いた顔をして地面を見ていましたが、その後笑っていたので問題無いでしょう!
そしてカビゴンは、心行くまでそこの木の実を食べたのでした・・・
6.カビゴンの 現在
その後、カビゴンはその橋の近くで暮らすようになりました。木の実は木の実畑でたらふく食べて、昼寝は小川の橋の上。前よりもっと楽しく暮らしています。
そして、しばらくしてまた小さなポケモンや人間の子供たちがお腹の上で遊ぶようになりました。近くの町で暮らす人々もそれを見て笑っています。
自分は・・・ここで過ごしていいんだ・・・
その時にカビゴンはそう思いました。とても嬉しかったのは言うまでもありません!
こうして、カビゴンはカントーからカロスへと移り住んだのです。因みに、ここがカロス地方だということは、お腹の上で遊んでいた人間の女の子に教わって知りました。近くの町はコボクタウン、大好きな橋はリビエールライン橋と言うのだそうです。
今思えば、嵐の日の12番道路でメノクラゲから毒針を受けたのも、カロスに流れ着いてラブカスと出会ったのも、橋で出会った人が優しい人だったのも、全て運命だったのかも知れませんね・・・
今日もカビゴンは、木の実畑から持ってきた木の実を橋の上で食べながらブログを書いていますーーーーー
いかがでしたか?思い付きで書いたテキトーな記事ですが、楽しんでもらえたなら幸いです。
ということで、今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました!
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最近投稿が少なくてすみませんでした。もうしばらく予定がありますが、これからは再び記事を書いていこうと思います!今後ともよろしくお願いします!