どうも、カビゴンです
この度カザカサンドルイドでレジェったのでデッキガイド書くことにしました。
みんなもお宝探し、楽しもうぜ!
(戦績はスタボ9のダイヤ10から)
- カザカサンドルイドの戦い方
- カザカサンについて
- 横展開について
- 各ヒーローのマリガンと戦い方
- TIPS
- (おまけ)このデッキ内容になった経緯と思考
1.カザカサンドルイドの戦い方
カザカサンドルイドの戦い方ですが、基本的には「序盤はマナ加速(もしくはそれを円滑にするためにドロー)➡中盤は鱗やグローフライで横展開or横展開パーツやカザカサンを探しにドロー➡装甲強化(変換めんどい)でバーストやカザカサンで詰める」という流れになります。カザカサンでどう勝つのか、横展開でどう勝つのか、どのヒーローにどちらの勝ち筋を通すのかについてはそれぞれ分けて書きます。
2.カザカサンについて
強さと面白さとRNGを兼ね揃えた素晴らしいカード。ですが出して勝ちとは限りません。上手く着地させないと召喚直後の隙を狩られますし、お宝の選択を脳死でやったら隙になって負けたりします。本能のままにプレイして勝てるほどハースストーンは甘くないんやで。
まず着地のタイミングは相手からの反撃が緩いと思われる時です。例えば自分が一番遭遇したミスが、ミラーで「こっちが横展開してるのに無理にカザカサン投げる」というもの。後で書きますがこれやったら即死カウンターされます。それと「石火石化カザカサン」も基本ダメです。後が続かず2ターンほど動けないと思って間違いなし。相手からすりゃただのサンドバッグです。ちゃんと「盤面や展開に脅威がそんなにない」「ある程度マナ貯めてる(最低6マナかな)」の条件を先に満たした上で出しましょう。
お宝の話ですが、相手や状況によって必要なものがかなり変わります。決着を付けるキーカードなので顔に圧をかけられるカードは優先気味にしながら、しかし相手に合ったお宝をピックすることもまた大切です。例えば、ハンター相手なら顔が削られてるから3マナのミニオン破壊&回復を優先させるとか、ミラーなら横展開が互いに大切だからラッパやワンド取るとか、シャマなら守護者がヤバいからパズルボックスとか、そんな感じ。考えながら経験を積めば何となくわかってくると思うんで「カザカサン出して終わり!」って心持ちでプレイしないようにしましょう。むしろ出してからが本番やで!
それとカザカサンで勝ちを狙う場合の注意点ですが、最序盤以外は金銀財宝を使わないようにしましょう。後述の横展開では勝ち目の低い相手にカザカサンをロストする危険性を冒す必要はまずありませんからね。
カザカサンの心得はこんな感じ。後でもう少し具体的なこと書きます。
3.横展開について
「このチビ達を処理しな。さもなくば俺の日食装甲強化が火を噴くぜ!」
簡単に言うとこういう事です。さっきカザカサンの時に挙げたミスプレイも、言うたら横展開を放置したために全体バフ投げられて顔を詰め切られたって話です。
カザカサンに目が行きがちなこのデッキですが、横展開からのバーストも非常に強く、相手によってはカザカサンより優先する事すらあります。シンプルに相手に刺さる攻撃手段として使うことが多いですが、意識すべき事として、たとえ横展開があまり有効に働かない相手だとしても「展開による圧で相手に対応させ防御(被ダメを抑えたりカザカサンまでの時間稼ぎにしたり相手の展開を妨害したりの意)の手段とする」というものがあります。「カザカサン使うからグローフライ君は用無しね!」ではなく、ちゃんと勝ち筋を常に両立させましょう。相手に自分の主張を呑ませる、交渉の基本やで。
正直言うことはこれくらいなんで、後の具体的なことは次の項目に任せます。
4.各ヒーローのマリガンと戦い方
ヒーローごとにマリガンと意識することを書きます。
全般
マリガン:マナ加速系(+電光石火 後攻かつ過剰繁茂なら練気も)(先行で加速系が重なったら過剰繁茂1枚に抑える)、自然学(+金銀財宝 ただし過剰繁茂があるなら要らない)
意識する事:さっきも言いましたが「勝ち筋は両立」が基本です。相手によって横展開の重要度は変わりますが、それはグローフライを雑に扱っていいってことではないです。横展開も通せる時はしっかり通して勝ちをもぎ取りましょう。通せなくても相手の妨害に一役買ってますから。
デモハン
マリガン:カザカサン、重さ当て
意識する事:有利マッチが多いです。準備やバーストに時間がかかりやすいのでさっさとカザカサン投げて顔詰めましょう。横展開はあまり刺さらないです。アグロは事故。
マリガン:重さ当て、月蝕(マリガンが何も無ければアグロ対策としてキープ +月光)
意識する事:まずアグロは厳しいです。捨てていいレベル。亀やチビドラで凌げることを祈りましょう。ミラーは如何に早くかつ継続的に横展開するかが大切です。金銀財宝でカザカサン燃えても仕方なし。とにかく横展開バーストを常に優先して狙いましょう。これが出来てない人多いです。カザカサンは相手の横展開に強いラッパやワンドが狙い目。盤面で詰ませる方が確実です。
ハンター
マリガン:月蝕(+重さ当て、月光)
意識する事:天国と地獄。アグロは頑張って凌ぎながら隙を見て横展開やカザカサンしかないです。クエストはどちらの勝ち筋でもいいですが、パーツやカザカサン条件を満たしてから攻めに転じましょう。大体は先に顔を割り切れます。
メイジ
マリガン:カザカサン、重さ当て
意識する事:有利マッチ。さっさとカザカサン投げて顔詰めましょう。横展開はあまり刺さりませんが、モザキメイジだけは相当急いでけりを付けたいので積極的に展開しましょう。金銀財宝事故もやむなし。
パラ
マリガン:N/A
意識する事:すまん。これはわからん。2回しか遭遇してないんや。多分どっちの勝ち筋でも通せるはず。月蝕キープかもしれん。
プリ
マリガン:月蝕(+月光)、カザカサン、重さ当て
意識する事:アグロはほぼ無理です。奇跡が起きたら勝てます。コントロールはカザカサンから顔詰めです。一度で火力を出し切るようにしないと仕留めきれません。千の真実の剣はよくわからん。言えるのはチビドラの横展開が真言蝕で阻害されやすいのとパズルボックスで相手の猪を変身が刺さるってことくらいかなぁ。
ローグ
マリガン:重さ当て、月蝕(+月光)
意識する事:多分有利です。どのデッキもどっちも通せます。ワイヤーローグは展開を急ぎ、他は自分の体力に気を付けながらプレイする感じです。カザカサンは...ワイヤーローグは顔で他はまぁ流れで。
シャマ
マリガン:カザカサン、重さ当て、月蝕(+月光)
意識する事:型は多いわどれも不利だわで最悪です。横展開を守護者で狩られるのはGGWPになるので、アグロ以外は横展開を渋った方がいい事が多いです。カザカサンから顔詰めが主なパターンですが、凍結のせいでお宝がゴミになるケースも多いです。守護者用にパズルボックスや除去が欲しいかな。
ウォロ
マリガン:カザカサン、重さ当て
意識する事:有利マッチです。相手の展開に時間かかるのでさっさとカザカサン顔です。たまにぶん回り展開してくるのでワンドや杖も保険に欲しいです。横展開は難しいですが、妨害に結構効く感じがします。
ウォリ
マリガン:月蝕(+月光、重さ当て)
意識する事:どっちも微妙。海賊は他のアグロよりはマシです。ウォリコンは体力2以下の横展開は装甲14に変えられるので止めましょう。カザカサン顔で、ワックスや壺あたりで堅い盤面も作れるといい感じですかね。
5.TIPS
細々とした話をします。
・自然学
自然学を使う時は呪文コスト-1を有効に使えるよう意識しましょう。例えばマリガンで自然学あったら金銀財宝キープでしたが、あれは1tで自然学から2tで3ドローに繋げられるからです。他にも1t自然学で繁茂のコストを3にして2tでヒロパ3tでランプと動いたりもします。くれぐれも自然学⇒電光石火と動いたり、1t自然学⇒2t重さ当て1マナ余りと動いたりしないように。序盤のマナは超大切です。
・ポーチ
ポーチは強いですが、その強さを実感しにくい人もいるかもしれません。なので具体的な使い方を書いときます。
1tでこのカードだけ使えるならさっさと使って練気なり電光石火なりに変えましょう。メイジのマナビスケットみたいなもんです。
9マナで使ってカザカサン発見があります。余裕があれば見てみましょう。外れても強いのが多いです。
10マナで使うと強いドラゴンが見つかりやすいです。一番使うのはアレクリーサルでしょうか。
11マナ以上ならオニクシアなりデスウィングなりヨグなりウサギなり色々あります。盤面リセットに使いましょう。
8マナで使ってチビドラで凌ぎワンチャンがあります。最終手段ですが一応覚えときましょう。
あとはどうにもならん時にとりあえず使ってみると何か嬉しい発見があるかもしれません。
・亀
序盤はどのデッキ相手でも基本交換しまくってドローソースにしましょう。だって今使わんし。そんなん持っとくよりマナ加速やドローを見つける方がよっぽど大切なんでさっさとデッキに返しましょう。お前の出番は中盤からや。
・ガフ
ヒロパで脳死ランプしちゃダメです。自分に今何が必要なのかを考えてドローしたりランプしたりしましょう。既に9マナとかあるのにカザカサンや足りない横展開パーツ探しに行かないのは期待値を殺してます。ドローを軽視するべからず。
・日食
装甲強化やお宝だけが相棒って訳じゃありません。自然学と合わせて2発見2コストダウンにしたり、亀を4体出して大防御したりと、色々使い道はあります。必要に応じて使い分けましょう。
・ラグナロスの残り火
このカードでリーサル取る時は是非ともガフの挨拶エモートを送ってくれ。カビゴンとの約束だ。
「太陽が暖めてくれますように」
ざっとこんなもんですかね。
6.(おまけ)このデッキ内容になった経緯と思考
実はこのデッキ、一応オリジナルです。某デッキまとめサイトで先人達の知恵を借りながら自作しました。
今のカザカサンドルイドは大きく分けて「オニクシア入りスタンダード型」「グローフライ抜き防御サーチ型」「グローフライ入りサーチ型」の3タイプあると思います。このデッキは亀も含めてドローが多いですが、サーチカードもオニクシアも無いのでどのタイプにも属していません。強いて言うなら「グローフライ入り防御型」でしょうか。
最初はオニクシア入りを使ってたのですが、オニクシア要らないし結界は遅いなーって思ってデッキ改変する事に。調べて出てきた新しいリストが防御サーチ型とグローフライサーチ型でした。
感覚的な話ですが、最初この2つのリストを見た時に思ったのは、防御サーチ型は「グローフライ無し?ならウォリコンで良くね?」で、グローフライサーチ型は「ドローが既に多いのにサーチまで入れるんか。しかも防御札無いやん」でした。それで「そんならグローフライ型からサーチ抜いて防御札入れたらええやん。ほなドローも兼ねて亀入れるか」となった訳です。サーチの代わりに月光抜くのも考えましたが、お宝の複製権利を捨てるのは違うよなーって事でやめました。発見やから割と欲しいの引けますし。
(月光とサーチを1枚ずつにするのもありかもしれません。まぁ好きにアレンジしてもろて)
ざっくり考えるとこんな感じ。この内容でもよほどの事が無ければカザカサンは引けますし、運用上の問題はほぼありませんでした。むしろアグロ相手に亀を複製したり日食亀したりで粘って捲れる可能性が増えた気がしてます。
このデッキの歴史はこんな感じです。
要約すると「亀は便利で強い」
以上です。
じゃあ皆さん、よき宝探しライフを!